子宮頸がんワクチン

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子宮頸がんワクチンの接種を実施しています

磯川医院では子宮頸がんワクチンの接種を実施しています

子宮頸がんは、ワクチン接種と定期検診によって、大部分を予防できる可能性があります。ワクチン接種率と検診受診率がともに85%以上になれば、95%の子宮頸がんの予防が可能とされています。
当院では、子宮頸がんワクチンの接種に関する相談を承っております。ご自身やお子様の健康を守るため、ワクチン接種について、ぜひご相談ください。

子宮頸がんについて

子宮頸がんは、子宮の入り口付近(頸部)に発生するがんです。日本では年間約9,000人が罹患し、約2,700人が亡くなっています。近年、20〜30代の若い女性での発症が増加しており、妊娠・出産に影響を与える可能性もあることから、予防が非常に重要です。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。HPVは性行為で感染し、特に16・18・52・58型が子宮頸がんの原因として考えられています。これらのタイプで全体の約72.5%を占めています。

子宮頸がんワクチンについて

ワクチンの種類と特徴

現在、日本で使用可能な子宮頸がんワクチンには2種類あります。

サーバリックス(2価ワクチン) ガーダシル(4価ワクチン)
特徴 HPV16型、18型の感染を予防 HPV16型、18型に加え、6型、11型(尖形コンジローマの原因)も予防
接種スケジュール 0→1→6ヶ月目 0→2→6ヶ月目

※表は左右にスクロールして確認することができます。

※十分な効果を得るためには同じワクチンを3回接種する必要があります。
※両ワクチンとも、子宮頸がんの原因の約60〜70%を予防できる可能性があります。

子宮頸がんワクチン接種が大切な理由

HPV感染は10代から20代の若い女性で多く見られます。感染から発がんまでに10〜20年かかることが多いため、早期の予防が重要です。ワクチン接種は、HPVに感染する前(主に10代)におこなうのが最も効果的です。

ワクチンの限界

ワクチンにはいくつかの限界があることを理解しておくことが重要です。まず、すでに感染しているHPVを排除したり、既存の病変を治したりする効果はありません。また、全てのHPV型を予防できるわけではないため、ワクチン接種後も定期的な検診が必要です。

子宮頸がん検診が大切な理由

20歳以上の女性は、年に1回の検診を受けることをおすすめしています。検診で前がん病変の段階で発見できれば、高い確率で完治が可能です。ワクチン接種と定期検診を組み合わせることで、より効果的に子宮頸がんを予防できます。

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06-6912-4544